工場自動化事例

case

製造工程別既存設備間の搬送自動化

とあるお客様では、それぞれ別のメーカーで製作した既存設備(充填機、プレス機、ヒーター)を使用して製品を製造しておりました。元々、各工程が独立しており、工程と工程の間をつなぐ設備が整っていないため人を介しての受け渡しとなっておりました。そのため単純作業が多く発生していたことから、人手作業の付加価値を上げることを目的に省人化を実施した事例となります。

機能 充填・プレス・加熱工程間の搬送
業界 医薬品・化粧品
工程 充填加工
対象ワークサイズ φ60×5T~20×20×5T
ワーク重量
効果 5人→2人への削減

導入前の課題

こちらのお客様の工場では、充填・プレス・加熱の工程を経て製品が生産されますが、この工程間に人を配置しないとワークが次工程に進んでいかない状況でした。さらに工場内でも比較的生産数が多い品目であり、他の人手が足りていない製品の生産工程に人員を振り分けたくてもできず、自動化可能と思えるような作業に対して作業者を充てている現状がもったいないと感じておられました。そのため、自動化による省人化を実現することで、この工程の作業者の作業付加価値の向上を図りました。

導入後の効果

各設備間のワークの払い出し、受け渡し、振り分け、集積を自動化できたことで3人分の省人化ができました。具体的には搬送コンベアとシリンダーを活用したアプリケーションのご提案・導入をいたしました。今までこの横持作業に充当していた人員を他の工程や他の製品の生産現場に振り分けることができるようになり、工場全体としても人員配置の最適化が図れることで生産性が向上しました。

同じ業界カテゴリの事例一覧

同じ工程カテゴリの事例一覧

お問い合わせ・ご相談・お見積りのご依頼は、電話またはメールフォームより承ります。

お電話でのお問い合わせ

03-3845-6141

受付時間:平日 9:00~17:30

メールでのお問い合わせ
お問い合わせメールフォーム