工場自動化事例

case

冷却装置 投入作業自動化

カップゼリー滅菌冷却装置への投入作業を自動化した事例をご紹介いたします。6軸の垂直多関節ロボットに移載機を組み合わせた上での滅菌機リテイナーへの投入の自動化とそれに伴うコンベアのラインの増設を実施したものとなります。

機能 ワークを一定数一か所に集めバキュームパッドで冷却装置への投入
業界 食品
工程 搬送
対象ワークサイズ 73φ*95L
ワーク重量 210g
効果 3人から0人への無人化

導入前の課題

カップゼリーの滅菌冷却装置への投入作業において、これまでは滅菌機前に人が立ちコンベアで流れてきたワークを滅菌機バケット内に人手で投入しておりました。

その際のコンベアスピードは0.3ⅿ/minと、一見速いスピードではないですが、1人(3交代)で同じ作業を繰り返しおこなっており負担がとても大きいことが課題になっていたことから自動化をご検討、当社にお声がけいただきました。

導入後の効果

そこで垂直多関節ロボットと移載機を組み合わせたアプリケーションをご提案いたしました。ですが、ロボットによる自動化を行うと人手による作業時と比べて投入スピードが落ちてしまうため、タクトタイムを落とさないようにするために、8~16個/回という従来より多くのワークをピックする形といたしました。更に多数個取りを行うため、ピックするワークを一時的に整列させるためのワーク供給用のコンベアを1ライン増設する改造も併せてご提案・実施いたしました。

これにより、稼働時間が約18時間で3交代の人員を割いていたところ、その3名をまるまる他の部署や他の作業に人員を割くことが可能になりました。また人的なミスなどによる製品の破損や品質保証上のリスクなどの低減も期待されます。

同じ業界カテゴリの事例一覧

同じ工程カテゴリの事例一覧

お問い合わせ・ご相談・お見積りのご依頼は、電話またはメールフォームより承ります。

お電話でのお問い合わせ

03-3845-6141

受付時間:平日 9:00~17:30

メールでのお問い合わせ
お問い合わせメールフォーム