加工ひずみが起きやすいチタン材の薄肉加工に成功した事例です。

こちらのページでご紹介する加工品事例は、NC旋盤とマシニングセンタを使ってチタン材の薄肉加工に成功したものです。

チタンは難削材に分類されることからもわかるように、加工ひずみが起きやすく非常に機械加工が難しい材質となります。しかしその分耐食性・耐久性に優れているのに加えて軽量という特性を持っていることから、航空・宇宙分野の部品でも使われるケースがしばしばみられる材質とも言えます。

そのためチタンの機械加工が行える業者選定についてはお客様のほうでも苦慮されており、そのような中で当社にお声がけいただきました。

加工工程としては、全体の削り出しはNC旋盤を用いて行い、3か所のポケットはマシニング加工を行っております。チタンは機械加工時、熱を持ちやすいことから変形をしてしまい精度を出すのが非常に難しくなります。特に薄肉加工を行おうとすればその難度はより高くなります。

しかし、工場自動化ナビを運営する東京ベルト（株）では、チタンの薄肉加工についても豊富な実績を持っている加工業者とも提携しており対応が可能です。

チタンをはじめとする耐食鋼の薄肉加工についてお困りの方は当社にお声がけください。