導入前の課題
社内にて製作されているプレス品を、一旦1束を100個とした上で6束×5段にパレタイズを実施し、そのパレットを次工程へ移管した後、デパレタイズを行うという工程が存在しており、このパレタイズおよびデパレタイズの作業をこれまで人手で行っておられました。しかし作業者の負担が大きいことから、自動化をご検討されるに至りました。
自動化を行うに際しロボットの導入を検討しましたが課題が1つ存在しておりました。それは、ワークが6束で1段分を構成しており、それを5段積み重ねる形にパレタイズしておりましたが、段と段の間に仕切りのクッション材を挿入しており、従来の仕切りのクッション材ではハンド爪が入る隙間がない為、仕切り板の形状変更が必須であった点です。
導入後の効果
まず仕切りのクッション材については、発泡ポリエチレンのクッション材に切れ込みを入れる形状変更を実施。これにより、ロボットのハンド爪を入れられるようになり課題がクリアされました。これにより、パレタイズ・デパレタイズの自動化が実現、これにより作業者の負担軽減とともに、当該作業を行っていた人員を他の工程へ割くことができるようになったことで、工場全体の人員の最適化を行えるようになりました。
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