【搬送ラインの段取り作業を簡単に自動化!】ハンドル自動化ユニット
2021.1.15
- 自動化
鍋屋バイテック「ハンドル自動化ユニット」のご紹介
今回は、鍋屋バイテック社の「ハンドル自動化ユニット」をご紹介したいと思います。
鍋屋バイテック社は、工場・生産現場の自動化についてスモールスタートできるようなお役立ち商品をラインナップしており、こちらの「ハンドル自動化ユニット」もその1つとなります。
「ハンドル自動化ユニット」はこのようなお悩みの方に最適です!
このようなお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
- 初めて工場の自動化を検討しているが、ロボット導入などはハードルが高く、イニシャルコストを抑えてすぐできるような自動化を行いたい
- 搬送ラインにおいて1日に何度も位置決め作業を行っている
- 作業者の熟練度によって作業の品質に差が出てしまっているところを、簡単な方法で品質の均一化を図りたい
- 位置決め作業などの付加価値があまり高くない工程の省人化を行い、より付加価値の高い工程に人員を回したい
- 手動のハンドル作業で発生するタイムロスを改善したい
- 閉所や高所で行っている位置決め作業を自動化することで従業員の安全を確保したい
これらに1つでも当てはまる方にはぜひご検討いただきたいのが、今回ご紹介するハンドル自動化ユニットです。
「ハンドル自動化ユニット」の特徴とは
鍋屋バイテック社の「ハンドル自動化ユニット」には次のような特徴があります。
位置決め作業を自動化
「ハンドル自動化ユニット」は内蔵のモータが送りねじを回転させ、エンコーダで現在地を把握して目標位置で停止。位置決め作業を自動化します。
そのため、作業者のスキルの熟練度を問わず作業品質の均一化を図ることができるため、全体的に品質不良やクレームの低減へと繋がります。
また、これまで離れた場所や危険箇所での位置決め作業を手動で行っていたケースでも自動化を実現しますので、結果的に作業時間短縮による生産性向上や、作業者の安全対策に貢献します。
このように位置決め作業を自動化できることから工程の省人化を実現。これにより、付加価値の高い工程に人員を回すことができるので、工場全体での人員配置の最適化に貢献します。
既設のハンドルからの置き換えが簡単
「工場の自動化」と言うと装置を導入し、それに伴いライン改造を行うというように大掛かりな作業が発生するものだと思われがちです。
しかしこの「ハンドル自動化ユニット」は、今ラインで使用されているハンドルから置き換えるだけで生産性の向上や省人化を実現させることができます。
またその置き換え作業も非常に簡単。完成済みのユニットを既設の操作ハンドルから置き換えるだけで実装が完了します。
このように複雑な導入工程は不要で、実装工数を大幅に削減できます。
段取パターン複数登録可能
「ハンドル自動化ユニット」の専用ソフトウェアの機能を活用すれば、最大100通りの段取り数値設定を登録することが可能です。
特に1日に何度も品種変更を行うラインの位置決めを自動化すれば、合計で大幅な時間短縮になります。ハンドル操作の順番を間違えられない複雑な位置決め作業の簡略化にも繋がります。
「ハンドル自動化ユニット」の導入事例
実際にハンドル自動化ユニットを導入したことでどのように生産性が向上したのかをご紹介したいと思います。
離れた場所での位置決めの作業性を改善
無線通信によるユニット操作が可能なため、離れた複数箇所の位置決めを同時に行うことができました。
複数のハンドル操作の手間を削減
最大32台のユニットを一括制御。ハンドルをひとつひとつ手動操作する場合と比べて大幅な時間短縮が可能です。
設定値管理を自動化
専用ソフトウェアに位置決め設定パターンを登録可能。
設定値管理を自動化できるため、作業の属人化を防ぎ、段取り作業を標準化できます。
多品種生産ラインの段取り作業の手間を削減
品種変更によって何度も発生する手動での位置決め作業を自動化することで、段取りにかかる時間を短縮し、生産性を向上します。
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回は鍋屋バイテック社「ハンドル自動化ユニット」をご紹介させていただきました。
・より詳しく知りたい!
・導入を少し検討してみたい!
・まずはより詳細な資料が欲しい!
というような方は当サイトへお気軽にお問い合わせください。
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