JAXAの行っているプロジェクト、月面着陸機”OMOTENASHI”に装着されるハーネスカバーを製作した事例となります。

工場自動化ナビでは航空・宇宙分野で使用される加工品も対応可能です。

このページでご紹介するアルミの機械加工品もその1つで、こちらはJAXAがプロジェクトとして行っている月面着陸機に装着されるハーネスカバーです。0.5ミリ厚の製品をアルミブロックから削り出しました。

0.5ミリ厚のアルミを使用して製作しているのは、宇宙分野に使用されるため、軽量であることが要求されるからです。

0.5ミリ厚のアルミ加工品は板金加工にて製作するケースが殆どです。しかしこの加工品はマシニングセンタで切削を行っております。これはロット数の関係上、R形状を出すのに板金加工では専用型が必要になることから、マシニングセンタで切削加工を行うほうがコストを抑えることができるからです。更にR形状自体がとても複雑であることから、機械加工で対応したほうが品質面も安定させられることが背景となります。

なおこちらの製品については、今後、NASAのSLSロケットにも搭載される予定です。

このように工場自動化ナビが提供する加工サービスは、このような薄肉の機械加工にも対応しております。コスト面や技術面で板金加工では対応が難しい薄肉加工についても、当社は対応可能な協力会社とパートナーシップ提携を行っておりますのでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。