工場自動化事例

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ラベリングチェック作業の自動化

医薬品工場のお客様における、ラベル貼りの不具合チェックの工程の自動化をご提案した事例をご紹介いたします。

従来は、薬液の入った瓶もしくは樹脂容器がラベラーから流れてきたところ、従業員が人手でラベルのシワやズレがないか、なければ製造番号を確認した上でシュリンカーへ投入して梱包を行っておりました。

当該工程は全てで4ライン存在しており、自動化を実行した際の目標サイクルタイムは35本/分で8h/日稼働、また不具合確率を0.5%程度には抑えることも要求仕様の1つでした。

機能 ラベラーから流れてくる容器を向きを整えカメラで印字検査しスカラロボットでシュリンカーへ投入
業界 医薬品・化粧品
工程 検査
対象ワークサイズ 50φ✕110L~80φ✕185LまでのPET容器もしくは瓶
ワーク重量 60g~950g
効果 人員一名削減

導入前の課題

医薬品工場の検査工程の1つであるラベル貼りの不具合をチェックする工程では、従来は一日に8時間も人が立ちっぱなしで稼働している状況であったため、作業者の負担は大きく、省人化したいというご要望を当社へお寄せいただきました。

自動化による省人化を実施しても人手で行っていた時と比べて生産効率を落とすのはNGであったため、サイクルタイムは35本/分で8h/日稼働、また不具合確率を0.5%程度には抑えるということがお客様のご要望でした。

導入後の効果

当社からご提案した省人化の方法は、ラベラーから流れてくる容器の向きをロボットを活用して整えた上で、カメラでラベルの内容を印字検査しスカラロボットでシュリンカーへ投入するという方法です。これが導入できれば1ラインで人員1名の削減ができ、全ラインとなれば4名削減する効果が期待できます。

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